会長のレザークラフト

ワレット制作第2回:カードケースを本体に取り付ける

ワレット制作第2回:カードケースを本体に取り付ける

カードケースを前回作成したので、本体のレザーに今回取り付けてみよう(人´∀`).☆.。.:*・° 本体のレザーに重ねあわせてみる。縫い付ける部分を想定して3mm幅でマルチステッチンググルーパーで薄くレザーを削る。 菱目打ちでステッチのベースとなる穴を貫通させていくわけですが・・・。最初は2本菱目打ちを利用しています。だって初心者ゆえにチキン(´ー`)y─┛~~ですから(笑)。 こっから4本菱目打ちで打っていきます。極力まっすぐしたいので、2穴戻って打ち込みます。でもレザークラフトルーキーはこれだけではいけません( ̄x ̄)乂。 一度空けた穴を再度2本菱目打ちで打っていきます。使用しているレザーは2mm厚のサドルレザーになるので、2枚合わせるだけでも単純に4mmとなり、なかなか針が通らないので確実にあけます。菱目打ちも4本より2本、1本の方が力学的にも貫通力がありますので、極力少ない刃数の菱目打ちで仕上げるのがオススメだと思います。ってか実感した(。-`ω´-)ぅぃ。 使用するのは勿論赤のステッチにしたいので、こちらのラインを使用してソーシングを進めます。縫いたい長さの5倍の糸が必要です。 ワレットを広げた時に目に付くステッチになるので、極力縫い終わりを見せたくないと思ったので財布の中心から外側に向かってソーイングすることにしました。初心者でもちゃんと考えてるんでつ(笑)。 レザーが分厚くて縫いづらい・・・(;´ρ`) グッタリ。 初心者の私はレーシングポニーを使用せずそのままソーイングしています。一針ごとに表裏のステッチを確認しながらやってます(笑)。 縫い終わりはこんな感じ。横も縫い付けるので縫い終わりは目立たないはず・・・ガード(。・д・)ノ||゛;`;:゛;`;:゛`;:`。 ソーイング終了の図。まぁまぁの出来かな?う~ん。自画自賛(笑)。 コバはこんな感じで結構揃ってますが、ここからサンドペーパーをかけてこばを磨きます。 磨き続けること30分ぐらいε=(‐ω‐;;)。 ツルツルになったコバ。本体のレザーも薄いですが、コバ仕上げを同様におこないました。今回コバは赤く仕上げたいので着色していきます。 はみ出したら非常に切ないコトになりそうなんで、コバ周辺をマスキングテープでマスキングします。 着色剤を塗るのは筆がないので、綿棒で代用しました(*´д`*)アハァ。 やってると足りない道具が一杯あるんです。全然初心者キットじゃねぇ~よ(笑)。着色剤を乾かしている間にこんどはパース(小銭入れ)部分を制作します。 小銭入れも難しそう・・・。第3回へつづく(笑)。

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レザークラフトと言えばワレットでしょ?

レザークラフトと言えばワレットでしょ?

レザークラフト、最近メッチャ流行ってるそうですね!! ってことは、私は流行に乗っている?と嬉しくなってしまいます。しかし、やってみると意外と面白いもので、どんどん難易度の高いモノに挑戦したくなります。 「レザークラフトと言えばワレットだよねぇ~。雑誌見てもハンドソーイングのワレットは高級品だし」 って会話からワレットに挑戦することにしました(笑)。本当はロングワレット(長財布)を作成したいところですが、難易度が高すぎるそうなんで、二つ折りのワレットから作成することに。 早速制作に入りましょう。 パーツを並べます。9つのパーツなんで簡単に思えます。 パーツの段階で、マスタングペーストをたっぷり塗りこみ、日光でタンニンさせます。 ワレットのポケットを縫いつけます。今回コバを赤くしたいので、コバ部分を赤く染色しました。練習の甲斐もあり、ステッチは我ながら完璧かな(笑)? 縫い終わりは、ライターで焼いてボンドで止めます。 2枚目のポケットを取り付けますが、取り付ける両サイドに各3mm程度綿棒でボンドを塗りつけて木槌で軽く叩いてボンドが乾いてから縫い付けるほうがやりやすいですね。塗りしろを3mmまでに抑えるのがコツです。全部塗っちゃうとカードが入らなくなります((( ;゚Д゚))) 2枚目のポケットを縫い付ける。1枚目のポケットに被さる感じなんで、少し縫いづらくなります。 やってみると、ボンドの効果が想像以上に大きいことが実感できます(。-`ω´-)ぅぃ 裏面のステッチも綺麗に決まってます。初心者の私は毎回確認してしまいます。 ハンドソーイングの決めてはやはりステッチです…(*´д`)アハァ… カードケースをベースのレザーと各ポケット3枚を右のタテ一列に縫い付けます。3枚目のポケット周囲3mmには勿論ボンドで固定しています。コバを赤くしたいので、見える部分に関しては、赤の糸を使ってソーイングしてみましたo(´∀`o三o´v`)o ひっくり返してみてみると、レザーの固定が少し不安定だったのか、少しステッチが歪んでいるような・・・Σ(°д°lll)ガーン 少し下のレザーがはみ出しているのが分かりますか?台紙通り切り抜いてもやはり多少の誤差があるので、どう微調整するのかが、ハンドソーイングの難しいところでしょう。 コバもザラザラですよね。ここからコバ処理をします。 ①サンドペーパーで高低差をなくす。 ②綿棒で水を含ませる。 ③木の棒で擦る。 ④艶が出るまで擦る。 ⑤トコフィニッシュをつけてこれまたひたすら木の棒でこする。 そうすると・・・。 写真が分かりにくいかな? コバが一枚皮の断面のような綺麗に繋がって見えます。これでカードケースがひとまず完成!! これからどんどん難易度が上がっていくのかもしれませんが、楽しみですo(^O^*=*^O^)oワクワク

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会長処女作その名もエイジングカードケース

会長処女作その名もエイジングカードケース

さぁ、道具も揃えた! そしてレザーも予めオイルを染み込ませて、日光浴させた。待望のクラフトを開始!! まずは、セットについていた型紙を使って、カードケースを作ろうと思いますヾ(´^ω^)ノ♪ 型に併せててレザーを切り分けますが、通常革を裁断するのは革たちって専用の道具があるのらしいですが、初心者セットには付属されておりませんでしたΣ(°д°lll)。カッターナイフ凄く使いづらいです。いきなり裁断ミスって勝手にサイズ変更(笑)。 まま、気を取り直して、レザーの裁断面を丁寧にコバ処理します。 ステッチを入れるトコロにはステッチンググルーバーと呼ばれる道具で薄くレザーを切ります。 レザーは普通の裁縫と違って硬くて針が通らないので、予め穴を空けておくらしい・・・。 これは菱目打ちって道具で穴を空けたいところにせっとして木槌で叩いて穴をあけます。必死にやってるので、客観的に見ると丑の刻参りかも(笑)? 縫いたい長さの4~5倍の長さの糸の両端に縫い針を取り付けます。 この時点でメッチャワクワク。 始めてだとレザーってこんなに固いの?って思ってしまいます。両面から縫い上げるので目は痛いは指は痛いわです。 気を抜くとステッチが歪んでしまいまつ・・・。う~ん。難しい こんだけ縫うのに10分ぐらいです。返し縫いのところが難しいよぉ~。 縫い終わりはハサミでちょんぎって 2mmぐらい残しているのでライターで焼いて止めます。 指を火傷したぁ~Σ(゚Д。ノ)ノ━!!? 各パーツを縫い合わせるでぇ~。最初の裁断ミスでガタガタやん。私の心もガタガタやん。不細工な出来栄えの予感に怯えつつもやるしかない! なんとなく形になってきて、出来栄えをきにしつつ。縫い続けるのみ!! 縫い終えたァ~!! カルチャー教室でほめられただけあって、ステッチ綺麗やん。 これでコバを磨き続けて・・・。 でけたぁ~。ヽ(*´∀`)ノ キャッホーイ!! 最初にオイル入れただけあってそれっぽい風合いになってませんか? 使い続けると均一にエイジングするはずです。 どうです?ポケットにはある程度の膨らみをつけてみました。 折り返し部分も丹念に磨いて艶出ししてみました。裁断ミスってガタガタしてたけども、削って磨いてコバをブーツのコバっぽくオイルで仕上げてみました。 勝手に命名しましょう。エイジングカードケースだぁ~。   2回目は植物タンニンなめしで作ってみたら慣れた 最初の制作は勝手がわからずに苦労したので、またレザーを購入して同じカードケースを作成してみました。レザーの裁断から3時間ぐらいでできちゃいました。2時間の短縮。これは慣れだよ。慣れ。で同じもの作っても面白くないので、芯染めの植物タンニンなめしのレッドレザーで制作。 どやさぁ~(゚∀゚ノノ゙パチパチパチパチ レザーの性質が異なりますが、ステッチも綺麗にできたし、なかなかの出来栄えじゃん!!   すぐに調子に乗ります(笑) なかなか上手と褒められてすぐに調子に乗ります(笑) 財布をつくりますよ。財布を。 現在オイル淹れてひなたぼっこ中。段階早いかも知れませんが、挑戦します!!

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会長レザークラフトを始める!!

会長レザークラフトを始める!!

こんにちは。日本経年変化協会を立ちあげて以降、準備に奔走しておりましたが、ずっと暖めていた企画をこの度実行したいと思います。 実際、私も経年変化を楽しむために、製品を購入して定期的にメンテナンスして長年愛用するといった行動を続けて参りました。特にレザー製品は上手く思った通りの変化をしない・・・と言った経験は皆様一度はあるはず(笑)。サドルレザー(ヌメ革)の製品であればパーツの段階でオイルを入れてある程度タンニンによる変化をしてから縫製して欲しい・・・。オーダーメイドでされている職人さんもいらっしゃいますが、もっと気楽にやってみたいや・・・。 それはもう、「自分でやるしかないんだよ」ってことで、私会長はレザークラフトを始めることにしました。 先日カルチャー教室で体験レッスンをしたところ、スクールの方から 「素晴らしい器用さですね。」 と褒めてもらい、おだてられりゃ、どこでも登る(笑)。実際カルチャー教室通う時間なんぞもないので、独学でやったるでぇ~。ってことで早速始めることにしました。レザーのメンテに関しては知識あるので、もう安直にできると思いつつ(笑)。 どぉ~ん クラフトマンの定番ショップ東急ハンズさんでレザークラフトのハンドソーイング入門キットを購入!!現在レザークラフトを趣味とされている方も最初はこんなセットから始めたに違いないはず(笑)。 何でもまずはカッコからはいりまっせ(笑)気分はもう、職人、ワーカーですわ。 リアルマッコイズの8HOUR UNIONデニムワークシャツにBUCOのオーバーオール、レッドウィングのロガーブーツに完璧なコスです(笑)。 では早速記念すべき箱を明けてみようかなぁ~♪ 入門者に最低必要なキットが詰められていて、誰でも分かる説明書が入ってるとのこと。期待に胸膨らませて取り出してみようではないでしょうか。うん。うん。 なんじゃこりゃぁ~Σ(゚д゚lll)。 当たり前だけど、レザーのメンテナンスでは使わない道具ばかり・・・。こんなの使いこなせるんですか私・・・。 取り扱い説明書って2つ折の紙が入っているだけ・・・。専門用語のオンパレード・・・・。 どこが簡単やねぇ~ん。全然分からんや~ん(゚Д゚υ≡υ゚Д゚)ァ。 次のページは「あとこんな道具あるともっと楽チンにできますよ。」的な広告のページが・・・。セットやったらそれを付属してくれよぉ~。裏返すと楽チンに出来ひんってことやん・・・。ツッコミどこ満載のセットでございます。(´σД`)知らんがな・・・ レザーが付属されておりますってこれ?ハム?なのかい? しまったぁ~ウヒャ━━━━━━ヽ(゚Д゚)ノ━━━━━━ !!!!! カルチャー教室ではレザーパーツがすでに裁断されていたが、今回は自分で裁断せなあかんってことですやん。冷静に考えればそりゃそうなんですけどね・・・・。カピカピのサドルレザーが付属されておりました(笑)。これじゃイキナリ作れないよね。そうだ、この段階でしっかりレザーをメンテナンスしてやろうと思いつきました。 レザーの裏側。所謂床面は、毛羽立っているので、つるつるにして上げる必要があります。 付属されていた、ビニール板の上でレザーの床側を上にして、これまたセットに付属されているトコノールで処理します。トコノールはコバを処理する際に使うものなんですけどね・・・。20mlしか付属されていないので、注意深く使わなければ(*´д`*)ハァハァ。 ネバネバしてるぅ~Σ(||゚Д゚)ヒィ~!! オクラとか山芋とかネバネバしたものが大好きな私ですが、この感じはちょっとねぇ~。しかも臭い(笑)。 え~い。ままよ。素手で塗りこんでいきます。貴重なトコノールですからね薄く伸ばしていきます。ふんふん。 まんべんなく、トコノールを塗りこんでレザーの床面が湿ったら、こいつの出番。プレススリッカー。名称メッチャかっこええですが、見た目はマッサージのツボ押しですやん(笑)。本来の使い方はコバ磨きで使うものらしいです。 レザーを押し広げるようにプレススリッカーの側面でこすっていきます。結構腕力いるんですよ。これ・・・。 これレザーの床側。さっきまでザラザラだったのが、ツルツルしてるぅ~。裏面処理完了であります。(∩ ゜ω゜)つはい。 次はレザーの吟面。所謂表面ですね。レザーメンテナンスの定番。マスタングペーストを塗りこみましょう。 マスタングペーストは吸収性が良いので、モリモリ素手に塗り込みます。私は手のひらで豪快にオイルを伸ばしました。 こんな感じ。結構ムラがあるように見えるでしょ? 市販されているレザー製品はある程度加工されているので、オイルを塗りこんでもムラはできないのですが、無垢のレザーはムラが出来ますが時間と共にオイルが沈着してきますので、まんべんなく、塗り込めているならご安心下さい。 オイルを塗りこんだら、太陽の光があるところで、レザーをタンニンさせます。 って、雨やぁ~ん・゚・(つД`)・゚・今日は金曜日なので、土曜日、日曜日と日光を浴びてもらいます。 さてさて、早く次に進みたいけど我慢我慢。このサンプルレザーで何作ろうかなぁ~。今から楽しみです。

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