タグ別アーカイブ: ヌメ革

第1回:ロングワレットを制作しよう

第1回:ロングワレットを制作しよう

レザークラフトどんどんハマってまいますねぇ~☆(ゝω・)v そろそろ、定番のあれを制作したいんだけどね・・・。アレ・・・。 そう、ロングワレットを制作するのだぁ~~~!! 実は型紙を温めておりました。 小学生の頃工作で使っていた”工作用紙”ってやつが分厚くて型紙には最適だと最近気付きました。 もちろん、素人さんの私が制作するのであれば、うん。素材を一流に・・・。もちろん栃木レザーの無垢のサドルを使います(笑)。型紙に基いて切り抜くとこんな感じになります。 制作過程は非常にシンプルになるはず。パーツ数は8つです。 その1:②小銭入れの制作 その2:②小銭入れと④札入れ2を縫い上げる その3:②小銭入れに⑧カードホルダーを縫い付ける その4:③札入れ1に⑤⑥カードケース1、2、⑦カードケース3を貼り付ける その5:①本体に縫い付ける と非常にシンプルな工程です。 ②小銭入れを制作します。チャックを取り付ける周辺に菱目を打っていきます。ステッチは3mmで調整しています。 チャックを合わせてみるとこんな感じ。使用するチャックは16cmのチャックです。ボンドで止めても構いませんが、今回私は仮止めを両面テープで行なっています。 チャックを縫いつけたら⑧カードホルダーを縫い付けます。 出来上がりはこんな感じ。です。 しっかりとイノシシの刻印をカードホルダーに打ち込んでいきます。 ここまでは簡単にできました。まだまだ先は長いですよぉ~。

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第2回:昭和初期の札入れを作ってみせましょう

第2回:昭和初期の札入れを作ってみせましょう

前回、先輩に依頼されて昭和の古いものと思われる札入れと同じものをハンドソーイングで制作予定でしたが、あっさり完成 栃木レザーの無垢のヌメ革と財布の内側は、真っ赤なゴートスキンを用いました。出来栄えは素人にしてはまぁまぁ(笑)。思いっきり飴色にエイジングする日本経年変化協会仕様。 表側はこんな感じ。栃木レザーは美しい・・・。 札入れを折り曲げるのはオーナーに任せたい。これは革蛸流の発想(笑)。 先輩の義父は某大手企業の取締役をされていた方らしく、たっぷりお札が入る仕様(笑)。 小銭入れはついていません。カードケースも仕切りがあるのは2枚と本当にお札だけを入れる目的のお財布です。 同じ栃木レザーの無垢のヌメ革で制作したステーショナリーケースと比較。 ステーショナリーケースはすでに仕様しているので気づかないだけで随分の変化してきました。本日札入れを夜にお渡しするので、喜んで頂けるかしら?定期的にエイジング報告をお願いすることにしましょう。

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オリジナルアイテム制作ってか夢中で作ってしまいました

オリジナルアイテム制作ってか夢中で作ってしまいました

レザークラフトって奥が深いですねぇ~。やってみて。 革を裁断して穴あけて縫うだけの作業で出来る作品の完成度が決まってきますから。 やってるとハマってしまって写真取るころにはオリジナルアイテムが完成してしまいました(笑)。う~ん。詳細なレポートがかけなくて申し訳ない。 栃木レザーのヌメ革が如何程エイジングするのかを検証してみます。

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会長レザークラフトを始める!!

会長レザークラフトを始める!!

こんにちは。日本経年変化協会を立ちあげて以降、準備に奔走しておりましたが、ずっと暖めていた企画をこの度実行したいと思います。 実際、私も経年変化を楽しむために、製品を購入して定期的にメンテナンスして長年愛用するといった行動を続けて参りました。特にレザー製品は上手く思った通りの変化をしない・・・と言った経験は皆様一度はあるはず(笑)。サドルレザー(ヌメ革)の製品であればパーツの段階でオイルを入れてある程度タンニンによる変化をしてから縫製して欲しい・・・。オーダーメイドでされている職人さんもいらっしゃいますが、もっと気楽にやってみたいや・・・。 それはもう、「自分でやるしかないんだよ」ってことで、私会長はレザークラフトを始めることにしました。 先日カルチャー教室で体験レッスンをしたところ、スクールの方から 「素晴らしい器用さですね。」 と褒めてもらい、おだてられりゃ、どこでも登る(笑)。実際カルチャー教室通う時間なんぞもないので、独学でやったるでぇ~。ってことで早速始めることにしました。レザーのメンテに関しては知識あるので、もう安直にできると思いつつ(笑)。 どぉ~ん クラフトマンの定番ショップ東急ハンズさんでレザークラフトのハンドソーイング入門キットを購入!!現在レザークラフトを趣味とされている方も最初はこんなセットから始めたに違いないはず(笑)。 何でもまずはカッコからはいりまっせ(笑)気分はもう、職人、ワーカーですわ。 リアルマッコイズの8HOUR UNIONデニムワークシャツにBUCOのオーバーオール、レッドウィングのロガーブーツに完璧なコスです(笑)。 では早速記念すべき箱を明けてみようかなぁ~♪ 入門者に最低必要なキットが詰められていて、誰でも分かる説明書が入ってるとのこと。期待に胸膨らませて取り出してみようではないでしょうか。うん。うん。 なんじゃこりゃぁ~Σ(゚д゚lll)。 当たり前だけど、レザーのメンテナンスでは使わない道具ばかり・・・。こんなの使いこなせるんですか私・・・。 取り扱い説明書って2つ折の紙が入っているだけ・・・。専門用語のオンパレード・・・・。 どこが簡単やねぇ~ん。全然分からんや~ん(゚Д゚υ≡υ゚Д゚)ァ。 次のページは「あとこんな道具あるともっと楽チンにできますよ。」的な広告のページが・・・。セットやったらそれを付属してくれよぉ~。裏返すと楽チンに出来ひんってことやん・・・。ツッコミどこ満載のセットでございます。(´σД`)知らんがな・・・ レザーが付属されておりますってこれ?ハム?なのかい? しまったぁ~ウヒャ━━━━━━ヽ(゚Д゚)ノ━━━━━━ !!!!! カルチャー教室ではレザーパーツがすでに裁断されていたが、今回は自分で裁断せなあかんってことですやん。冷静に考えればそりゃそうなんですけどね・・・・。カピカピのサドルレザーが付属されておりました(笑)。これじゃイキナリ作れないよね。そうだ、この段階でしっかりレザーをメンテナンスしてやろうと思いつきました。 レザーの裏側。所謂床面は、毛羽立っているので、つるつるにして上げる必要があります。 付属されていた、ビニール板の上でレザーの床側を上にして、これまたセットに付属されているトコノールで処理します。トコノールはコバを処理する際に使うものなんですけどね・・・。20mlしか付属されていないので、注意深く使わなければ(*´д`*)ハァハァ。 ネバネバしてるぅ~Σ(||゚Д゚)ヒィ~!! オクラとか山芋とかネバネバしたものが大好きな私ですが、この感じはちょっとねぇ~。しかも臭い(笑)。 え~い。ままよ。素手で塗りこんでいきます。貴重なトコノールですからね薄く伸ばしていきます。ふんふん。 まんべんなく、トコノールを塗りこんでレザーの床面が湿ったら、こいつの出番。プレススリッカー。名称メッチャかっこええですが、見た目はマッサージのツボ押しですやん(笑)。本来の使い方はコバ磨きで使うものらしいです。 レザーを押し広げるようにプレススリッカーの側面でこすっていきます。結構腕力いるんですよ。これ・・・。 これレザーの床側。さっきまでザラザラだったのが、ツルツルしてるぅ~。裏面処理完了であります。(∩ ゜ω゜)つはい。 次はレザーの吟面。所謂表面ですね。レザーメンテナンスの定番。マスタングペーストを塗りこみましょう。 マスタングペーストは吸収性が良いので、モリモリ素手に塗り込みます。私は手のひらで豪快にオイルを伸ばしました。 こんな感じ。結構ムラがあるように見えるでしょ? 市販されているレザー製品はある程度加工されているので、オイルを塗りこんでもムラはできないのですが、無垢のレザーはムラが出来ますが時間と共にオイルが沈着してきますので、まんべんなく、塗り込めているならご安心下さい。 オイルを塗りこんだら、太陽の光があるところで、レザーをタンニンさせます。 って、雨やぁ~ん・゚・(つД`)・゚・今日は金曜日なので、土曜日、日曜日と日光を浴びてもらいます。 さてさて、早く次に進みたいけど我慢我慢。このサンプルレザーで何作ろうかなぁ~。今から楽しみです。

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