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第2回:ホースハイドで名刺入れを制作する。

第2回:ホースハイドで名刺入れを制作する。

この名刺入れ。実は結構お洒落なんですよね。 制作してみて、思いもよらないご好評を頂いております。めっちゃ簡単な作りなので、レザークラフト初心者にはオススメかもしれません。 様子見て型紙を公開しますね(笑)。 非常にシンプルで、作業はシンプルが故に丁寧さが求められます。菱目をまっすぐ打ち付けてソーイングする箇所を仕上げていきます。 補強の飾りステッチと縫い合わせを行います。 唯一難しいのはここかもΣ(°Д°; ジャンパーホックボタンを取り付けるのは完成を予想した位置に取り付けるので、一発勝負ですから慎重に(笑)。 完成したらこんな感じです。 ホースハイドの特有の凹凸がたまりません。 こ~んな感じで名刺が収納されます。 横から見るとこんな感じです♪ ちょいとお洒落でしょ? どんな経年変化するのかを楽しみに使い込んでみますね!!

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第1回:ホースハイドで名刺入れを制作する

第1回:ホースハイドで名刺入れを制作する

最近、日本経年変化協会のご挨拶回りで名刺交換をさせて頂く場面が多くなりました☆⌒(*^-°)v そこで、ふと気づいたのですが、日本経年変化協会の会長の私が既製品の名刺ケースで良いのかってこと。独学で始めるレザークラフトも開始した分けなんで、名刺入れってスンゴイ基本的アイテムではないのか? って事で、今回は名刺ケースを作成することに致しました!! ビジネス、ビジネスした名刺ケースなんて面白く無いので、ちょっと変わったデザインでこだわりを何か入れたいと思って何度か製図を書いて素材でサンプルを幾つか制作して、仕様を決定しました。   素材はホースハイドで限りなくコードバン 今回の名刺入れの制作に当たっての素材は、ずばりホースハイド!!馬ですよ。馬っ! 馬革の中でも特に高級なレザーで知られるのがコードバンです。コードバンは馬の臀部(おしり(*´д`*))の部分でレザーの床面を綺麗に磨き上げて独特の輝きを持つレザーです。タンナーは姫路の新喜皮革さんとアメリカのホーウィング社と世界に2社しか存在していません。1頭アタリ取れる量が少ない部位であることも高級レザーである理由です。 今回はコードバンを切り取った周辺のレザーで限りなくコードバンに近いレザーです。もちろん新喜皮革さんルートのレザーです。写真はなんとレザーの床面で裏側が吟面になります。なんで、今回は裏面の処理はなし。 パーツを切り出してコバをこの時点で処理します。 水でコバを濡らして、ヘチマで磨いてトコフィニッシュで再度ヘチマで磨いて、木の棒で磨いてストッキングで拭き取ります。 さて、ここから制作に入ります。 次回に続く・・・・。

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